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過酷な業務で自死を選択した事件2

こんにちは、亀仙人です。(^^);


某大手広告代理店の女子社員の過労自死について
また書きます。

先日書いたこととあまり変わりませんが、
今日はもう少し本質を突きたいと思います。


言いたいことは、自ら追い求めることがあってやる残業100時間と、
後ろから追い詰められて必死で走り続けてやる残業100時間では
本質が違うと言うことです。

某大学教授が「残業100時間ぐらいで自殺するとは情けない」とコメントして
炎上しましたが、この人は追い詰められてやる残業の経験はないものと推察
します。

問題は残業100時間ではありません。
ゴールの見えないマラソン42.195kmで全力疾走を強いられることにあります。
それも、前に人参をぶら下げられて走るのではなく、後ろから迫ってくる化け物
から逃れるための全力疾走ですから、とてつもなく消耗します。

前に目標の見える残業では100時間程度では疲れはしますが、消耗はしません。
しかし、後ろから来るものから逃げる残業は、100時間もやれば消耗し切って
しまうでしょう。


残業の多寡だけが議論になっていますが、時間だけではなくその残業がどのような
状況で時間が積み上がったのかということが重要です。



東京労働局のお役人にはこんな機微は分からんのでしょうね。




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