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ヴィヴィオで行った北の果て [ヴィヴィオ]

こんにちは、亀仙人です。(^^);


ヴィヴィオで行った一番北はここです(笑)。
全然果てではありません(笑)。
30万km以上も走った割にはあまり遠くまで行ってませんね。


aa20.jpg



正確には糸魚川の方が北ですが、印象に残ったのがここです。



ここを走りぬけるHI3B0058.jpg


国道8号線沿いのレストラン脇にクルマを駐めて、急勾配の階段を40mほど下りて
目的地に到着しました。

天嶮親不知です。
昔の北陸道随一の難所です。

昔は波打ち際までもう少し距離があったそうですが、この崖と波打ち際の間を
波が引いて次の波までの間に駆け抜けないといけなかったそうです。

弁慶も義経も参勤交代の大名もここを通りました。
弁慶がしがみついた岩が尖っていて髭が剃れたという「弁慶ひげそり岩」という
のもあるそうです。


左側の崖が北アルプスの北端に当たり、クルマを駐めたところの山側が
北アルプスへの登山道の入り口であるということからも、いかに急峻な地形で
あるかが分かります。


義経・弁慶が通ったという、歴史の事実と変わらぬ景色が目の前にあって
ちょっと感動しました。


人生で最北端はここです(笑)。
ほんまに北の果て。稚内・宗谷岬
新婚旅行・最北端a.jpg



後マッドフラップ2.jpg
旅の相棒 三代目VIVIO RX-R  A型






ヴィヴィオで行った最も高い所 [ヴィヴィオ]

こんにちは、亀仙人です。(^^);


4台のヴィヴィオを乗り継いで合計ではおそらく40万km近くは走り回ったのでは
ないかと思いますが、その中で最も高いところはおそらくここです。


aa19.jpg


R158 安房峠旧道の頂点で1790mです(笑)。


車道の最高地点は、乗鞍スカイライン畳平 標高2,702m
国道の最高地点は、R292 渋峠 標高2172m

いずれも過去にKP61とAE86の時代には行ってます(笑)が、ヴィヴィオでは
到達出来ていません。

乗鞍スカイラインは現在は一般車通行禁止ですし、群馬県には到達前に車両トラブル
で撤退しました(笑)。


乗鞍スカイライン入り口の標識

K1 R158平湯峠分岐(松本方向).JPG


K2 平湯峠の通行規制・盲点発見?.JPG


一見通行出来そうな時間帯があるのかと思いきや、
冬は冬期通行止め、冬以外も一般車は通行できる隙間がありませんでした(笑)


安房峠は今はは立派な安房道路という有料の(一時期だけ無料だった)
トンネルが出来ていますが、昔は大の難所で大型車同士がすれ違い出来ずで大渋滞
ポイントでした。通過に数時間もかかった記憶があります。

数十年ぶりに地図を見ているとこのときの光景を思い出し、更に中の湯温泉のところ
(上高地側)の連続ヘアピンを見てムラムラときてしまい(笑)、三代目ヴィヴィオの頃に
ひとっ飛び(笑)してきました。


フォグ点灯.JPG
三代目ヴィヴィオRX-R  CIBIEスーパーコンペH4装着(笑)

紅葉の時期だったこともあって、連続ヘアピンからの眺めは絶景(普段は夜に走る
ので景色は見えない)でしたが、カメラを構えた人が100人はいたのではないかと思う
ぐらい混雑していました。


このときは、自宅~乗鞍高原温泉まで往復1000kmを24時間で走破(笑)しました。



ヴィヴィオ 凍結路 [ヴィヴィオ]

こんにちは、亀仙人です。(^^);

引退してしまいましたが愛車ヴィヴィオの話をします。


亀仙人は若い頃に少しラリーというものをたしなみましたので、クルマ人生の
スタートはダート、つまり滑りやすい路面から始まりました。


その後紆余曲折を経て(笑)、歳のせいで(主に目の劣化)スピードを上げて
走れなくなったので、再び滑る路面に戻ってきました(笑)。


趣味は山走りなのですが、主に酷道・険道の探索(笑)と延々と1000km以上も
山道を走るのが主体でした。(月4000kmも走っていました;)


そして冬の山道といえば雪道です。
4WDでスタッドレスなので圧雪であればまず問題はありませんが、雪道を
年に10000kmも走るといろんな場面に出くわします。


それが平成○年2月15日の岐阜県のR156ひるがの高原の峠でした。
そこは厚さ10cmほどの氷が透けてツルツルテカテカ光る、氷の峠でした。

この峠にさしかかったときは40km/hでハーフスロットル(これ重要)で走って
いたのでグリップしていましたが、目に見える光景とグリップ感に差があって
違和感を感じたので、ブレーキテストをしてみました。

実際はブレーキテストをしようとしてアクセルから足を離した瞬間に4輪とも
ツツツツツ・・・っと滑り始めました。ここでびびってブレーキを踏んでしまうと
あぽーんしてしまうので、再びハーフスロットルに戻しました。
するとクルマの挙動は安定し、ハンドルを切ると曲がれます。

アクセル離すと滑り出す、ハーフスロットルだとグリップする。
おもしろいので何度か繰り返してしまいました。


しばらく行くと雪壁に刺さっている軽トラがいました。
止まらないといけないのでブレーキを踏むわけですが、アクセルを離した
だけで滑る路面なのでブレーキは全く使えません。(汗~

滑りながらも方向をコントロールしながら、引きつる兄ちゃんの横を通過して
30mほど向こうでなんとか停止し、向きを変えて(一苦労だが)軽トラを
照らす位置に停め、チェーン巻きを手伝ってあげました。

しかし、下りの凍結路とはいえ、完全停止するまでに80mもかかるとは
超一級のツルツル路面に出くわしたことになります。


兄ちゃんを見送った後、結局この峠のツルツル区間を数往復しました(笑)。
これほどの路面に出会うことはまずないので、ここでなんか感触をつかんで
おけば何かの役に立つかなという感じです。

分かったことは、ミューがゼロなのでハンドルもブレーキも全くきかない。
しかしハーフスロットルで路面とタイヤの速度が一致していればハンドルも
効くし挙動が安定していました。

つまり、ミューがゼロの路面でもタイヤが転がっていればクルマはそちらに
向かうので、転がり抵抗の方が小さいということだと思います。

普通なら100km/h以上で起きるようなことが、目の前で時速20km/hで
起きていました。スイートスポットは20~40km/hあたり。この範囲だと
アクセルワークで滑らすのもグリップも自由自在にできました。

タイヤの転がりというのはドライビングの本でもよく出てくる言葉ですが、
ここはまさしくタイヤのグリップと転がりの境目であることが実感できました。

今までもダートや雪道などの滑る路面や多く走ってきたし、ドリフトなる
ものも一応はできるのですが、ミューがゼロというのはさすがに初めてです。



ここで理論的な裏付けを・・・
タイヤのグリップは縦横足して100%と言われています。
フルブレーキでタイヤががロックしたり、アクセル全開でホイルスピンして
いる状況では縦方向に100%使い切っているので、横方向のグリップは
残っていません。だからフルブレーキ中にハンドルを切って回避しようと
してももう曲がれないのです。

逆に縦横100%の範囲内だとタイヤの性能を全部使えます。
そこで、カーブでハンドルを切り始める前にブレーキングを終了させる。
ブレーキとハンドルを同時に使わないということを行なうと、タイヤが鳴く
こともないし、タイヤが滑ることがなくなります。

昨今はタイヤの性能が飛躍的に向上して、ハンドルとブレーキあるいは
ハンドルとアクセルを同時に操作しても、かなりのレベルまでタイヤが
受け止めてくれます。

これは安全に貢献しているのですが、普段タイヤのグリップに頼って
正しくない操作が身についてしまうと、いざという場面に出会ったときに
正しい操作ができません。

滑ると危ないからという理由で性能のいいタイヤを履いていると、滑った
ときの対処が身につきません。そもそも何をすれば滑るのかという
ことが理解できません。

ハンドルを切った分ブレーキを緩める。あるいはブレーキを踏むなら
ハンドルは戻す(最低でも切り足さない)ということができれば、大きく
破綻することは避けられます。

それをもっとも体感できるのが雪道などの滑る路面です。
究極が凍結路面ということです。


亀仙人はもともと雪道は好きでしたが、凍結路は少し苦手でした。
その苦手の理由がこのとき分かりました。ごまかしがきかないんです。
マージンが全くない、アクセル・ブレーキ・ハンドルの操作が高次元で
バランスしていないといとも簡単に破綻してしまうのです。

雪道は雪の抵抗が少しあるので、滑ってしまっても少し立てば戻って
きますが、凍結路面はこれがありません。だから一度滑ってしまうと
滑りっぱなしにあります。頭の中の止まって欲しいという気持ちと実際
の減速の具合が差がありすぎて、恐怖になってしまうのです。

ダートや雪道で滑って面白いという人はまあまあいますが、この
少しあるグリップのおかげでごまかしがきいているだけです。
ツルツルの凍結路を経験するとこのごまかしがありません。


では何が正しいのかという考察を入れるのが亀仙人流です。

  ・基本は縦横100%の範囲内でタイヤを使う。
  ・パニック時でも100%を超えないようにコントロールする技術を
   身につける。
  ・ドリフトなどの特殊なテクニックは、この100%の内外でタイヤ
   のグリップをコントロールすることだと知る。


そして、100%のレベルを変えるのが荷重移動です。

  グリップ力=摩擦係数×荷重

摩擦係数は変えれませんが、荷重を増減きればグリップ力を
コントロールできます。

よく話題に出る荷重移動は、タイヤのグリップをコントロール
することにほかなりません。

うまい人はこれらの理論・理屈抜きに肌感覚だけでタイヤの
グリップを理解しているようです。亀仙人は理科系なので理屈で
詰めていく方が性に合っているのでこのように結論づけました。


さて、この亀仙人の理論を実現するために行なったのが
「コップの水大作戦」です(笑)。

コップの水の話題はモータースポーツをやっている人や本当に
運転がうまい人は出来る人がいますが、頭の中だけ、一瞬だけ
という人も多いです。亀仙人が目指したのは24時間すべての
コーナーで実現出来ることでした。


実際にコップの水でやってこぼれると大変なので(笑)、蓋付き
の容器を準備しました。水だと透明で見えないので、クーラント
を入れました。(泡立ちもなくていいみたいです)
そして、夜でも見えるようにLED照明をつけました(笑)。

これを必殺秘密兵器として日常走行で黙々と練習し、
なんとか液面を一定にキープする運転が出来るようになりました(汗)。


すると、凍結路面が驚異的にグリップするようになりました。
当然、日常の運転でタイヤが鳴いたり滑ったりすることもなくなり、
タイヤのカドが減らなくなりました。タイヤをどれぐらい使っているか
が分かるようになりました。

雪道ではごまかせても凍結路では無理。
この違いを理解することで走りが変わりました。


aa23.jpg
画像はR476 木の芽峠です


結果よかったことは、
年寄りを乗せた時に喜ばれます(笑)。




ヴィヴィオ 引退 [ヴィヴィオ]

こんにちは、亀仙人です。(^^);


今日は記念すべき100話目となります。
その100話目は、非常に私的なお知らせです。


亀仙人は平成13年より4台、15年にわたってヴィヴィオを乗り継いできましたが、
この度、体力・気力の限界を感じたため、ヴィヴィオを引退することを決意ました。


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53816.jpg



このクルマは友人から受け継いだものですが、新車時からロールバー装着、プチ補強、
フルバケ、フォグランプ、足はワンオフ・オーリンズと超本気の競技車両だったのです。
予備パーツにLSD入りクロスミッションもありました。
(日常使用で距離は伸びていますが)

亀仙人は若い頃にラリーは少しかじりましたが、今は普通のおっさんなんでクルマは
本気なのにドライバーは最後まで通常モードのままでした(笑)。

趣味は今も山道走りなので、ラリー仕様車というのはいろいろ都合いいのですが、
スピードは追求しなくなりましたので、大半は飾りです(笑)。


亀仙人が禁煙するきっかけにもなった1台ですが、
次に乗りたいクルマは決まっていませんので、
当面はTimesカーシェアでしのぐ予定です(笑)。




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